医療福祉業界ピックアップニュース
医療福祉業界ピックアップニュース
文書作成日:2022/07/07
規模に関係なく省エネ基準を適用する改正法、今国会で成立

 建築物省エネ法の改正法が、6月13日に参議院本会議で可決、成立しました。

 この改正により、省エネ基準(※)が2025年よりすべての住宅・非住宅の建築物に適用されるようになります。

(※)省エネ基準には、建築物で使う冷暖房、換気、給湯、照明、昇降機のエネルギー消費に関する基準があります。

 現行法では、この省エネ基準は一定規模以上の建物にのみ適合が義務付けられています。

 病院・診療所や福祉施設を含む非住宅の建築物においては、中規模以上(300u以上)の場合に適合義務があります。300u以上の建築物は、建築確認(省エネ適判)や完了検査において、省エネ基準への適合等の審査を受ける必要があり、基準に適合しない場合や必要な手続きや書面整備を怠った場合には、確認済証や検査管理済証が発行されません。

 一方で、300u未満の小規模建築物の新築・増改築については適合義務・届出義務はなく、業者が施主に省エネ基準について説明する義務と、施主が同基準に適合する努力義務が定められています。

 改正後は、これら300u未満の小規模建築物にも適用が拡大され、新築・増改築の際は同基準に適合する義務を負います。

出典:国土交通省「脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律案

 改正案の提出に先立って今年初めに国土交通省が実施したパブリックコメントでは、多くの意見が寄せられたことからも、この改正への関心度の高さがうかがえます。改正は医療施設・福祉施設等に限らず広く一般的に適用されるものですが、今後新築等を予定されている場合には建築方針などにも大きく影響する内容です。

 今回の改正内容は、国土交通省による以下の報道発表にて概要をご覧いただけます。

参考:
国土交通省 報道発表資料(令和4年4月22日)
「脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律案」を閣議決定


※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
  本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。



医療機関立入検査、重点項目に「サイバー攻撃への対策」2022/06/30
オンライン資格確認、来年4月から原則義務化の方針2022/06/23
介護保険制度、次期改正に向けて論点を提示2022/06/16
診療所における検査・手術の実施状況/令和2年医療施設調査2022/06/09
社会福祉法人の会計監査人設置基準2022/06/02
令和4年度診療報酬改定のポイント2022/05/26
2021年の救急自動車の出動件数は619万3,663件2022/05/19
人口10万人当たりの医師数、全国で256.6人/医師・歯科医師・薬剤師統計2022/05/12
歯科用貴金属価格、ウクライナ情勢で急騰 5月に緊急改定へ2022/05/05
高齢者施設でコロナ発生、24時間以内の医療支援体制へ2022/04/28
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師も、労災保険の特別加入の対象に2022/04/21
医療提供体制に関する財政支援措置の延長について2022/04/14
令和4年度診療報酬改定/不妊治療に係る診療報酬上の取扱い2022/04/07
介護職員の処遇改善加算等、算定方法等を定める通知を改正2022/03/31
令和4年度診療報酬改定の関係省令が順次交付2022/03/24
お問合せ
双田社会保険労務士事務所
〒700-0971
岡山県岡山市北区野田
4丁目1番7号
TEL:086-246-6064
FAX:086-805-2622